スコアカードの概要
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四半期ごとのリリースにて、最新の機能・情報を反映し、画像を含めた情報は更新されます。
今日の激しいビジネスの世界では、お客様のバイタルサインや利用動向などの重要な側面を積極的に把握することが必要不可欠です。Gainsight スコアカードでは、カスタマーヘルスをさまざまな側面からトラッキングし、記録された情報についてレポートを作成することも可能です。スコアカードの各側面の情報は、「Measure(測定)」と呼ばれています。複数の測定を使用して、カスタマーヘルスのさまざまな側面を追跡することができます。
スコアカードでは、各測定に対し、手動で、またはRules Engine(ルールエンジン)を介して自動でスコアを設定することができます。スコアカードでは、数字、文字、または色という3つの評価スキームを柔軟に選択できます。たとえば、製品使用状況測定では、数字を用いた評価スキームを使用して、下記のような基準を設定できます:
スコア範囲 |
定義 |
---|---|
0~50 |
悪い |
51~75 |
平均 |
>76 |
非常に良い |
上記の例では、顧客の製品測定スコアが45点であれば、基準に基づき、「悪い」と見なされます。
製品使用状況測定の例のように、カスタマーサポート、リニューアルの機会、製品のバグなど、ほかの重要な測定についてもスコアを設定し、表示することができます。
Gainsight スコアカードの重要なポイントをいくつかご紹介します:
- 同じような測定をグループ化して、測定グループを形成できます。たとえば、「サポートグループ」の中に、「チケットの経過時間」、「チケットの緊急度」などを測定値として設定します。
- スコアカードは、「Measures(測定)」と「Measure Groups(測定グループ)」の集合体です。測定または測定グループは任意の数だけ作成でき、必要な測定および測定グループのみをスコアカードに追加します。
- スコアカードのスコアは、そのスコアカードに存在する「測定」のスコアに基づいて自動的に設定されます。同様に、測定グループのスコアは、測定グループ内に存在する「測定」のスコアに基づいて自動的に設定されます。
- ひとつの採点方法がすべての顧客に適用できるとは限りません。そのような場合は、複数のスコアカードを維持することができます。顧客や関係に適用可能なスコアカードは複数になることがあります。しかし、どの時点でも、顧客や関係に割り当てできるスコアカードはひとつだけです。
- スコアカードは、会社または関係のエンティティに対して作成できます。
スコアカード使用エリア
Gainsightの管理者は、[管理] > [スコアカード] セクションからスコアカードを構成できます。管理者は、測定、測定グループ、およびスコアカードを作成できます。さらに、評価スキーム(色、文字、または数字)、重み、例外を構成したり、有効期限(有効期限を簡単に説明)を設定することもできます。
エンドユーザーは、C360ページで顧客の「スコアカード」セクションから表示できます。同様に、関係スコアも、R360ページから表示できます。エンドユーザーは、センチメントなどの主観的な測定スコアを修正できますが、構成中にスコアが「手動」として指定されている場合に限定されます。
ユーザーのライセンスタイプに基づくスコアカードのアクセスタイプの詳細については、「User License Management(ユーザーライセンス管理)」の記事を参照してください。