「ケースへのロード」アクションタイプ
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この記事では、ケースオブジェクトでレコードのアップサート/更新を行う「ケースへのロード」アクションタイプを管理者が使用する方法について説明します。
概要
ルールエンジンを使用するケースへのロードアクションタイプは、ケースオブジェクトにレコードをアップサート/更新するのに使用されます。ユーザーは、Gainsightオブジェクトにあるデータを使用するか、またはS3ファイルを介してデータを使用できます。
Gainsightでは、この記事を読む前に、ルールの詳細の設定、データ設定、スケジュールのステップについて読んでおくことを推奨しています。詳細については、ルールエンジンのHorizonエクスペリエンスの概要の記事にある新規ルールの作成のセクションを参照してください。
ルールエンジンへのデータのロード
以下の任意のチャネルからルールエンジンにデータをロードできます。
- 任意のGainsightオブジェクト:’オブジェクトにデータがある場合には、オブジェクトからデータを取得するためにデータセットを作成します。
- S3データセットタスク:ビジネスの連絡先データをCSVファイルに格納しており、それをS3バケットにアップロードしている場合には、このCSVファイルのデータを取得することでデータセットを作成できます。
「ケースへのロード」アクションの設定
「ケースへのロード」アクションタイプを設定するには:
- アクション設定のステップで、データセットにカーソルを移動します。アクションの追加アイコンが表示されます。
- アクションの追加アイコンをクリックします。クライテリアの追加スライドアウトパネルが表示されます。
- (オプション)クライテリアの追加をクリックして、データセットに対するフィルタクライテリアを定義します。
- 続行をクリックして、アクションの追加のステップに移動します。
- アクションの作成ドロップダウンリストからケースへのロードアクションタイプを選択します。
- ケースへのロードセクションで、以下の詳細を指定します。
- 操作ドロップダウンで、以下のいずれかのオプションを選択します。
- 更新:このタイプの操作は、フィールドマッピングのセクションで選択した識別子に該当するケースオブジェクトの既存レコードを変更するのに使用します。
- アップサート:このタイプの操作は、任意の一致するレコードを更新するか、一致するレコードが存在しない場合にケースオブジェクトで新しいレコードを作成するのに使用します。
- (オプション)ルールアクションの説明を入力します。
- 追加情報のセクションで、ドロップダウンからソースインスタンスIDを選択して接続のサブドメインを追加します。
- フィールドマッピングセクションで、必要に応じてフィールドをマッピングします。
注:外部ID、ソース組織ID、ケース優先度、およびケースステータスのフィールドのマッピングは、「ケースへのロード」アクションタイプのプロセスを完了させるために必須となります。
- データのロード先となるターゲットフィールドを選択します。
注: 必須フィールドがマッピングされるとフィールドの横に緑のチェックマークが表示され、マッピングのカスタマイズも自動的に行われます。
- (必須)少なくともひとつは識別子に含めるのチェックボックスを選択します。 データ重複の防止に役立ちます。
- (オプション)デフォルト値を追加します。
- 注:この値は、ソースフィールド値が無効または使用できない場合にターゲットフィールドにロードされます。
- ルックアップの定義の動作を設定します。中間オブジェクトからソースフィールドデータを取得して、ターゲットフィールドにロードします。
- カスタムフィールド: このオプションにより、ケースオブジェクトのターゲットフィールドにカスタム値を入れることができます。カスタムフィールドをクリックします。次の詳細を提供します。
- ドロップダウンリストからターゲット・フィールドを選択します。
- 選択したターゲットフィールドにロードする値を入力します。
- ソースフィールドの再使用:このオプションで、選択済みのソースフィールドのリストからソースフィールドを再利用することができます。設定は上記のソースフィールドと同じになります。
- アクションを保存をクリックします。