追加設定なしのジョブを設定する
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この記事は、一連のMicrosoft Dynamics 365コネクタ記事の5番目になります。Gainsightは、まず最初の記事を参照してから、この記事に進むことを推奨します。
この記事では、直ぐに使える同期ジョブで構成された既定の設定について解説します。データ同期ジョブに存在するさまざまな段階がわからない場合は、データ同期ジョブの作成 に関する記事を参照してから、この記事に進んでください。
概要
接続を承認すると、Gainsightはすぐに使えるデータ同期ジョブを作成します。必要に応じて、ジョブを変更することができます。このジョブは、Gainsight NXTで日常的な操作を実行するために必要な基本データを同期するために使われます。すぐに使用できるジョブはユーザー同期ジョブです。
ユーザー同期ジョブ
このジョブ名は User Sync_ Connection nameです。(こｋではUser Sync_Dynamics Connection).このジョブは、Dynamics CRMユーザーオブジェクトからGainsightユーザー オブジェクトにユーザーデータを同期します。デフォルトでは、このジョブに依存関係はありません。必要に応じて、依存関係のあるジョブを追加することができます。このジョブの通知の詳細フィールドには、ログインしているユーザーのメール アドレスが含まれています。Eメール受信者を編集または削除することも可能です。ユーザー同期ジョブのオプションは次のとおりです。
- ジョブ構成段階では、ソースオブジェクトはDynamics CRMユーザーオブジェクトにマッピングされ、ターゲットオブジェクトはGainsightユーザーオブジェクトにマッピングされます。この設定は変更することができません。
- デフォルトでは、このジョブには5つのフィールドマッピングが構成されています。これらのフィールドマッピングを編集または削除することも可能です。マッピングは次のとおりです：
- ファーストネーム -> ファーストネーム
- 苗字 -> 苗字
- メール 2 -> メール
- ユーザー名 -> ユーザー名
メモ: ユーザー同期データジョブには、Gainsightシステム内で特定のDynamicsユーザーを特定するためのすぐに使用できるマッピングが準備されています。構成からこのマッピングを編集または削除することはできません。
- デフォルトでは、Dynamics CRMユーザーエンティティのユーザー名フィールドとGainsightユーザーオブジェクトのユーザー名フィールドの間のマッピングがアップサート キーとして設定されます。必要に応じて、別のフィールドをUpsertキーとして選択したり、複数のフィールドを Upsertキーとして使ったりすることも可能です。少なくとも1つのフィールドをUpsertキーとして構成することが必須になります。このupsertキーは、受信したDynamics CRMユーザーを既存のGainsightユーザーと融合するために使われます。Upsertキーの選択に従って、受信したDynamics CRMユーザーから新しいGainsightユーザーが作成されるか、既存のユーザーに関連付けられます。
この構成はDynamicsコネクタを介して同期しようとしている新規ユーザーが、Slackまたはユーザー管理のどちらかを介して既にGainsightに追加されている可能性がある場合に役立ちます。一致する記録がGainsightに既に存在する場合、受信したDynamicsユーザーは自動的にそのユーザーに紐付けられます。Upsertキークライテリアに一致する記録が複数見つかった場合は、[ユーザー管理] > [アバター] > [Dynamicsアバタータイプ] に移動して、1つのユーザー記録に手動で紐付けることができます。ユーザー記録が同期された後、upsertキーの条件に一致する複数の記録が見つかった場合は、エラーファイルが生成され、[ユーザー管理] ページに移動して手動で1つの記録に纏めるよう指示されます。
Upsertキーの構成を適用するいくつかの使用例を次に示しますが、必要に応じていつでもUpsertキーを構成することができます。- ユーザーが既にSlackを介してGainsightに追加されている場合、E メールを使用したDynamics Connectorを介してDynamics CRMユーザーをUpsertキーとして同期することができます。
- ユーザーがユーザー管理ページ (手動または CSV) を使用して既に追加されている場合は、名前またはEメールを使用したDynamics Connectorを介して、Dynamics CRM ユーザーをUpsert キーとして同期することができます。
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このジョブ用に構成された派生マッピングはありません。派生マッピングをいくつでも追加して、必要に応じて値をGSIDタイプ フィールドに入力することができます。詳細については、データインポート参照記事を参照してください。
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[フィルター] セクションには、デフォルトで2つのフィルターがあります。これらのフィルターは、標準ユーザーとアクティブユーザーのみを取得するように構成されています。必要に応じて、フィルターを追加、編集、または削除することができます。
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このジョブのスケジュールセクションは構成されていません。利用可能なオプションを使って、実行をスケジュールするか、データをインポートすることが可能です。
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