チーム
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チーム
この記事では、チームでユーザーを構成して割り当てる方法に関して管理者向けに説明します。
概要
チーム機能は、どのユーザーが会社データにアクセスできるかということを管理者が決めることが出来ます。たとえば、管理者がチームにおいてユーザーを特定会社に割り当てると、割り当てられたユーザーのみが当該会社のデータへアクセスすることが出来ます。
管理者は、チーム内で異なったチームの役割を割り当てることが出来ます。データ管理のデータ作業タブへナビゲートし、要件に合わせてカスタム化したチームの役割を作成することが出来ます。オブジェクトに 記録を追加 する方法の詳細は、データ運用 文書の記録追加セクションをご参照下さい。
活動中のSalesforceコネクターを所持する顧客には、Salesforce内にある アカウントチームメンバー からチームの役割と他のデータが同期化されます。Salesforceコネクターにアウトオブボックス(OOB)作業が追加されて、SalesforceからGainsightへのチームデータが同期化されます。
会社チーム と呼ばれる新しい標準オブジェクトがGainsightへ追加され、チーム機能に関連する全てのデータが保存されます。チームを介したデータ許可設定は会社オブジェクトと会社オブジェクトで参照できる全てのオブジェクトで有効となります。管理者はカスタムフィールドを会社チームオブジェクトへ追加することが出来ます。会社チームオブジェクトのフィールドの詳細情報は、Gainsightオブジェクト用語文書をご参照下さい。
チーム機能は以下の状況で使うことが出来ます:
- 同一会社の顧客対応作業の全てにわたって複数のユーザーが関わっている場合。
- 会社記録へアクセスできるユーザー数を限定したい場合。
- 個人ユーザーの会社記録へのアクセスを手動で追加したい場合。
重要:
- 上級管理者はGainsightにある全てのデータへチームで設定されたデータ許可如何に関わらずアクセスすることが出来ます。
- 上級管理者のみがチーム管理者を作成、編集、削除することが出来ます。チーム管理者は、他のチーム管理者を同一チームの中で作成、編集、削除することは出来ません。
- チームには複数の管理者を置いたり、管理者なしとすることが出来ます。
- チーム管理者は、同一チーム内のチームメンバーを管理することが出来ます。
- ユーザーを一会社に割り当てると、担当者である最高3階層の管理者が当該データにアクセスすることが出来ます。
- 会社チームを介して設定されたデータ許可にはユーザーオブジェクトが含まれていません。
制限:
- 管理者は、Gainsightデータ管理機能下の データ タブにあるカスタムフィールドのみを更新することが出来ます。
- Salesforceから同期化された記録の手動更新はサポートされていません。
- 会社パッケージの一つを購入した顧客は、初期設定で会社チームが利用できるようになっています。Gainsightの旧式パッケージモデルを使っている会社は、支援チケットを出して利用可能としてもらうことが出来ます。会社チームへのアクセス権についてのご懸念がある場合は、担当CSMへご連絡ください。
会社データ許可
会社データへの許可を構成するには、管理 > ユーザーと許可 > データ許可 > 会社 タブへナビゲートします。
上級管理者は、全ての会社データおよび「規則」で適用された許可にアクセスすることが出来、チームが設定した許可は適用されません。上級管理者以外の管理者には、以下の許可オプションが与えられます:
許可タイプ |
説明 |
---|---|
公共 |
|
「規則」ベース |
管理者は、ユーザーの企業データへのアクセスを暫定規則に基づいて限定することが出来ます。例えば管理者は、米国東部の販売チームが当該地域の企業のみにアクセスできるように制限することが出来ます。 |
チームベース |
|
関連会社の管理
Gainsightユーザーと会社の関連付けを作成することが出来ます。会社に割り当てられたユーザーの管理者は、当該担当会社を参照することが出来ます。
チーム管理 タブから、以下の作業をすることが出来ます:
会社の検索とユーザーの割り当て
会社を検索してユーザーを割り当てるには以下に従います:
- 管理>チーム管理へナビゲートします。
- 会社あるいはユーザーの検索 ドロップダウンリストから会社を選択します。
- 会社あるいはGSID入力 フィールドから会社名あるいはGSIDを入力します。
- 検索フィールドから、会社を選択します。
- (オプション)検索結果のフィールド表示 ドロップダウンリストから、必要なフィールドを選択します。
- ユーザー割り当て をクリックします。割り当てユーザーグループ画面が表示されます。
- ユーザーあるいはGSID入力 フィールドで、ユーザー名を入力して検索結果からユーザーを選択します。
注意: ユーザー名、ユーザーGSID、 ユーザーアクセスレベル フィールドはユーザーの選択に応じて自動的に追加されます。
- (オプション)検索結果のフィールド表示 ドロップダウンリストから、フィールド表示を選択します。
- チーム役割 ドロップダウンリストから、ユーザーのチーム役割を選択します。
- (オプション)さらに追加を クリックして会社に他のユーザーを追加します。
- [保存] をクリックします。
ユーザーの検索と会社の割り当て
- 管理>チーム管理へナビゲートします。
- 会社あるいはユーザー検索 のドロップダウンリストから、ユーザーを選択します。
- ユーザー名あるいはGSID入力 フィールドで、会社名あるいはGSIDを入力します。
- 検索結果からユーザーを選択します。
- (オプション)検索結果のフィールド表示 ドロップダウンリストから、必要なフィールドを選択します。
- 会社割り当てをクリックします。会社割り当てのポップアップ画面が表示されます。
- ユーザー名あるいはGSID入力 フィールドで、ユーザー名を入力して検索結果からユーザーを選択します。
注意: ユーザー名、ユーザーGSID、ユーザーアクセスレベル フィールドはユーザーの選択に応じて自動的に追加されます。
- (オプション)検索結果のフィールド表示 ドロップダウンリストから、フィールド表示を選択します。
- チーム役割 ドロップダウンリストから、ユーザーのチーム役割を選択します。
- (オプション)さらに追加を クリックして会社に他のユーザーを追加します。
- [保存] をクリックします。
データ取り込みのチャンネル
チームでデータを取り込むことが出来るチャンネルを以下に掲げます:
- Salesforceコネクターを介してチームを同期化します。
- チームを使って手動でユーザーを割り当てます。詳細は関連会社の管理 セクションを御参照下さい。
- 一括APIを介して会社チームオブジェクトをCSVファイルからアップロードします。詳細は、一括APIセクションを使ったチームへのロードを御 参照下さい。
一括APIを使ったチームへのアップロード
管理者はCSVファイルからチームオブジェクトへ一括アップロードして各会社へユーザーを容易に割り当てることが出来ます。CSVファイルは以下の表に説明するフィールドを含んでいる必要があります:
CSV領域 |
説明 |
---|---|
企業名 |
企業の名前、この領域はインポート参照で識別子として使うことが出来ます。 |
EメールID |
ユーザーのEメールID、この領域はインポート参照で識別子として使うことが出来ます。 |
削除済み |
|
会社名 会社の名前、このフィールドはインポート参照で識別子として使うことができます。
メールIDユーザーのEメールID、このフィールドはインポート参照で識別子として使うことが出来ます。
- 正しい:ユーザーは当該会社チームのオブジェクトから削除されます。
削除済み
- 誤り:ユーザーは当該会社チームのオブジェクトから削除されません。
重要:
- 会社 と ユーザー オブジェクトからは、各々一つの識別子のみを チームオブジェクトへロードするデータのCSVファイルに使うことが出来ます。
- 会社名 と EメールID をインポート参照において識別子として使うことが出来ます。
- 直接マッピング セクションでは、ユーザーは 削除された フィールドをマッピングする必要があります。
- 参照マッピング セクションでは、ユーザーはユーザーと会社フィールドをマッピングする必要があります。
- 会社チームオブジェクトにデータをロードする際、初期設定によって以下のフィールド値が自動的に追加されます:
- チームの役割:アカウントマネージャー
- ユーザーアクセス: 管理者
- ユーザーソース:手動
- フィールドマッピング セクションで、ユーザーは 会社GSID と ユーザーGSID を キーフィールド で選択する必要があります。
- チームからユーザーを削除すると、ユーザーは会社チームオブジェクトのみから削除されます。
- Gainsightの既存会社とユーザーのみの記録を会社チームに挿入することが出来ます。
会社チームオブジェクトへ一括アップロードする詳細方法については、Gainsight一括APIの、作業セク ション作成 文書の フィールドマッピング セクションにおける目標オブジェクトとしての 会社チーム 文書をご参照下さい。
Salesforceコネクター作業
この作業は、SalesforceアカウントチームメンバーのデータをGainsight会社チームオブジェクトに同期化します。この作業は、Salesforceから削除された記録も同期化します。これは、Salesforceから記録が削除されると、Gainsightの同一記録も削除されるということです。
出力先に追加
予定フィールドタブには、フィールドの直接マッピングと派生マッピングが表示されています。会社チームは目標Gainsightオブジェクトとして選択されています。
派生マッピング
以下の表はアカウントIDとユーザーIDの派生マッピングの構成を示しています:
フィールド |
値 |
---|---|
選択ソース |
ユーザーID |
目標領域選択 |
ユーザー |
ソースオブジェクト |
ユーザー |
ソース一致 |
ユーザーID |
目標一致 |
SFDCユーザーID |
複数一致発生時 |
記録にエラー表示 |
一致未検出 |
記録拒否 |
選択ソース |
アカウントID |
目標領域選択 |
会社 |
ソースオブジェクト |
会社 |
ソース一致 |
アカウントID |
目標一致 |
SFDC アカウントID |
複数一致発生時 |
記録にエラー表示 |
一致未検出 |
記録拒否 |