スコアカードに関するFAQ
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四半期ごとのリリースにて、最新の機能・情報を反映し、画像を含めた情報は更新されます。
顧客とって最も重要なスコアは何ですか?
どのようなスコアが最も適切であるかについては、なかなか簡単に判断できませんが、当社では、ユーザーが顧客のビジネスニーズを評価し、それを有意義なスコアカードに変換していくために、一緒に取り組んでいきたいと願っております。
数値(0~100)範囲を使用する場合、「From(自)」の値はどの範囲に該当しますか?
0-Xの範囲を除き、「From(自)」の値はスコアリングスキームの範囲に含まれません。つまり、次のケースでは:
- 0~50の範囲では、スコア0~50が赤色と見なされます。
- 50~75の範囲では、スコア51~75が黄色です。
- 75~100の範囲では、スコア76~100が緑色です。
スコアが赤色の場合、CSMは何をすればよいですか?
Gainsight管理者は、特定のスコアに基づいてトリガーされるCTA(Calls to Action)を設定できます。スコアが赤色になり、アクションが必要な場合に、CockpitにCTAが表示されます。
測定とCTAの関係とは?
測定とCTAはそれぞれ独立していますが、2つの方法で相互に関係します:
- 測定 -> CTA:Gainsight管理者は、特定の測定の一定の値に基づいてトリガーされるCTAを設定できます。
- CTA -> 測定:一部の測定では、CTAのステータス(リスクCTAの数など)に応じて値が設定されることがあります。
カスタムコネクターのデータはスコアカードで使用できますか?
はい。データは、Gainsightでも同じように表示され、スコアカードで使用できます。
スコアカードがあまり正確ではありません。
既存の測定を見直してスコアカードを調整することで、カスタマーヘルスをより正確に反映させることができます。チームで下記を検討してください:
- 測定、しきい値、および/または重み付けを調整する。
- 自動測定でデータに問題がないことを確認する。
- 手動測定が適切に更新されていることを確認する。
- 不正確な測定を除去する。
スコアカードがアクション可能ではありません。
CTAを設定して、チームが特定のスコアをフォローアップできるようにします。たとえば、顧客センチメントが低い場合に、CTAをトリガーできるようにして、CSMに対し、顧客にコンタクトして現在経験している問題に対処するように依頼します。顧客センチメントが高い場合、CTAをトリガーできるようにして、CSMに対し、顧客を販売参照候補として検討するように依頼することができます。これらのCTAは、さまざまなシナリオに基づいたアクションをチームに指示するのに役立ちます。
測定が多すぎます。
測定が多すぎると、チームにとって負担になり、最も重要な測定の価値が薄れてしまうことがあります。既存の測定を見直し、ビジネスにとって重要でない測定方法を識別します。特に、これらの測定がほとんど使用されていない場合は、除去することを検討してください。
ある顧客には適用されるが、ほかの顧客には適用されない特定のスコアがあります。
顧客のタイプ別(ライフサイクルステージ別、セグメント別、業種別など)に複数のスコアカードを構成することができます。まず、必要なスコアのタイプによって、顧客をセグメント化します。次に、各セグメントに最適なスコアカードを設計します。これを実行する方法に関する詳細は、「スコアカードを作成する」の記事を参照してください。
スコアカードの機能とは?
スコアカードは、Gainsightの技術スタック(MDA)の上に構築されています。これは、Gainsightの標準的な企業またはリレーションシップオブジェクトを用いて構築されています。スコアカードを使用すると、企業またはリレーションシップのスコアカードを一度に作成できます。企業またはリレーションシップスコアカードには、下記のようなメリットがあります。
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スコアカード |
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企業スコアカード |
リレーションシップスコアカード |
技術スタック |
レーショナルデータストア(Postgres) |
レーショナルデータストア(Postgres) |
オブジェクト構造 |
GS企業オブジェクトとリンク |
GS企業オブジェクトとリンク、リレーションシップオブジェクト |
UI |
新規システムのUI |
現在のUIのルックアンドフィール |
複数のスコアカード |
はい |
はい |
スケジューラー(自動スコアカード割り当て) |
はい |
はい |
報告書作成 |
Postgresにおけるスコアカードのァクトおよび履歴 |
Postgresにおけるスコアカードのァクトおよび履歴 |
スコアカード一括編集 |
以前:UIビュー 現在:レポートビルダーで構成 注意:6.22リリース以降、スコアカードレポートおよびダッシュボード用の新しいオプションが早期導入されます。これは、スコアカードウィジェットと呼ばれ、既存のHorizon アナリティクスプレビューフェーズ参加者に段階的に展開される予定です。スコアカードウィジェットは、スコアカードデータに特化した機能およびツールを備えています。スコアカードウィジェットまたは Horizonアナリティクスの詳細については、それぞれ「スコアカードウィジェットの概要」または「Horizonアナリティクス」を参照してください。 |
変更なし。レポートビルダーで構成。 注意:6.22リリース以降、スコアカードレポートおよびダッシュボード用の新しいオプションが早期導入されます。これは、スコアカードウィジェットと呼ばれ、既存のHorizon アナリティクスプレビューフェーズ参加者に段階的に展開される予定です。スコアカードウィジェットは、スコアカードデータに特化した機能およびツールを備えています。スコアカードウィジェットまたは Horizonアナリティクスの詳細については、それぞれ「スコアカードウィジェットの概要」または「Horizonアナリティクス」を参照してください。 |
グループスコアリング |
はい |
はい |
スコア上書き(例外) |
はい |
はい |
スマートサイン |
いいえ |
いいえ |
スコアカードウィジェットへはどのようにアクセスできますか?
6.32リリース以降、[視覚化] タブが、スコアカードウィジェットに名前変更されています。スコアカードウィジェットは、[管理] > [アナリティクス] から利用できます。このセクションは、より直感的に操作できるように、ほかのすべてのレポート作成機能とマージされました。スコアウィジェットに関する詳細は、「スコアカードウィジェットの概要」の記事を参照してください。
すべてのスコアカードおよび測定に個別の測定が必要なのでしょうか?
いいえ。測定は共通であり、複数のスコアカード構成に含めることができます。個々のスコアカード構成内では、測定の重み付けが異なる場合があります。
お客様がステージAからステージBに移動した場合、Aの測定はBに移動するのですか、あるいはBの測定に影響を与えるのですか?
スコアカードの構成は、ほかに影響を与えることはありません。測定は、特定のスコアカード構成に結びつけられていますが、同じ測定が複数のスコアカード構成に含まれることもあります。
お客様がステージAからステージBに移動した場合、履歴データはどうなるのでしょうか?
スコアカードの履歴に影響はありません。
ステージの異なる顧客が複数のスコアカード構成を保持している場合、すぐに使えるヘルススコアレポートはどのようなものになるのでしょうか?
各スコアカード構成ごとにスコアカード一括編集ビューを利用できるようになります。
スコアカードでは、[顧客] タブに表示されるUIビューが活用されていますか?
いいえ。スコアカードでは、一括編集レポート機能を使用します。これは、スコアカードウィジェット画面の [レポートの作成] から利用でき、Gainsightホームダッシュボードに連結スコアカードビューを表示しします。
注意:6.32リリース以降、[視覚化] タブが、スコアカードウィジェットに名前変更されています。スコアカードウィジェットは、[管理] > [アナリティクス] から利用できます。このセクションは、より直感的に操作できるように、ほかのすべてのレポート作成機能とマージされました。スコアウィジェットに関する詳細は、「スコアカードウィジェットの概要」の記事を参照してください。
スコアカードのデータはどこに保管されるのですか?
構造化データおよびスナップショットはMDAのみに保管され、また、データはGS標準オブジェクトとも統合されています。
スコアカードデータはパワーリストで使用できますか?
現在、スコアカードオブジェクトはパワーリストで参照することができません。ただし、プログラムクエリービルダーは、スコアカードのデータにアクセスでき、これを企業データとマージして、参加者を集めることができます。
カラーや評価スキームを使用しているにもかかわらず、数値が表示されるのはなぜですか?
カラースキームや評価スキームで表示される数値は、測定が属する範囲の平均値です。この値が、測定のスコアとみなされます。このスコアが属する範囲に応じて、それぞれの色(カラースキームを使用している場合)または色と文字(評価スキームを使用している場合)が表示されます。このスコアの重みは、グループスコアと総合スコアの計算の際に考慮されます。
なぜ、アカウントスコアカード履歴オブジェクトで作成された標準レポートが、自動的にスコアカード習慣レポートに変換されるのですか?
定義により、下記の条件を満たす場合、アカウントスコアカード履歴オブジェクトを基に作成されたレポートは、HABIT(習慣)レポートとみなされます:
[グループ化] フィールド:
- スナップショット日付(または任意の日付フィールド)
- 総合スコア(または任意のスコアカード測定)
フィルター:
- スコアカード名
標準レポートを作成する場合は、この条件が満たされていないことを確認してください。
注意:6.32リリース以降、[視覚化] タブが、スコアカードウィジェットに名前変更されています。スコアカードウィジェットは、[管理] > [アナリティクス] から利用できます。このセクションは、より直感的に操作できるように、ほかのすべてのレポート作成機能とマージされました。スコアウィジェットに関する詳細は、「スコアカードウィジェットの概要」の記事を参照してください。
スコアカードビューで、自動測定のスコア値と、最新のタイムラインアクティビティのスコア値が、両者でデータが一致するようになるまで異なるのはなぜですか?
自動測定の更新は、[スコアを設定] ルールアクションによって実行されます。これは、大量のレコードに対して一括更新を実行する非同期処理です。タイムラインアクティビティの更新は、別のバルク更新ジョブとして処理され、これもこれも非同期処理です。これらは、パフォーマンスを最大化するために、別々に動作します。このため、データの不一致が発生する可能性のある短い時間(ほぼ10~15分)が生じることがあります。スコアカードビューアでは、測定の最終更新日および最近のタイムラインアクティビティを参照して、非同期ジョブの操作のステータスを評価できます。
Gainsightは、ヘルススコア測定のドラフトアクティビティに対応していますか?
いいえ。ドラフトアクティビティは、ヘルススコア測定ではまだサポートされていません。
どのようにしたらスコアカードでHorizonカラーを有効にできますか?
Horizonカラーにより、スコアカード環境がより身近で使い安いものになります。Gainsight管理者は、Gainsightホームの右上にある [ホライズンカラーの導入] 通知 から [Horizonカラーを有効化] を順にクリックしてこの機能を有効にし、ユーザーの古いカラーパレットをアップデートできます。Horizonカラーは、Gainsight管理者が有効化したあと、[設定] タブに表示されます。
大量編集と習慣レポートの色をHorizonスコアカードの色と一致させるにはどうすればよいですか?
大量編集と習慣レポートの色は、レポートにおけるカスタムカラー設定からHorizonスコアカードの色に合わせて変更できます。レポート>設定>カスタムカラーに移動します。以下の16進コードを使用して、必要なオブジェクトとフィールドでマッピングします:
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緑色 (最暗色から最明色まで)
#5AB08E
#3FCE96
#59E7AF
#90E2C2
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黄色 (最暗色から最明色まで)
#E0A85F
#FCC642
#FFD46B
#FCDF91
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赤色 (最暗色から最明色まで)
#D76E75
#F77271
#FE8C8B
#FAADAD
スコアカードスナップショットのスケジュール時間はどこで変更できますか?
スコアカードスナップショットの実行は、デフォルトでは午後11時30分 (UTC) にスケジュールされています。現在、カスタムスナップショットスケジュールの設定はプラットフォームからはサポートされていません。スコアカードのスナップショットスケジュールの更新については、Gainsightサポートチームまでお問い合わせください。
スコアカードスキーマ (グレード、カラー、番号) に何らかの変更があった場合、履歴データが失われますか?
データは再計算され、更新されたスコアカードスキームで再表示されます。スキーマにおける変更で、履歴データが失われることはありません。
サンドボックスの更新後に、サンドボックス環境において影響を受ける設定はありますか?
はい、サンドボックスの更新後に、以下の設定が影響を受けます:
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スコアカードスナップショットスケジュールは、保存とコピーができません。スナップショットスケジュールを作成するには、スコアカード管理ページのカレンダー設定からスナップショットを有効化のチェックボックスをオフにし 、設定を保存してから、もう一度チェックボックスを選択して保存します。この設定後は、サンドボックス環境においてスナップショットスケジュールが作成されます。
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スコアカードスナップショットスケジュールは、保存とコピーができません。リゾルバースケジュールを作成するには、スコアカード管理ページのカレンダー設定からスコアカードリゾルバーを保存します。この設定後は、サンドボックス環境においてスナップショットスケジュールが作成されます。