サクセスプラン: Ganttチャートビュー
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この記事では、CSM向けに、カスタマーサクセスプランのガントチャートビューについて解説します。
概要
ガントチャートは棒グラフのひとつのタイプで、定義された基準に対し、スケジュールされたタスクの進捗状況を示します。これは、計画されたスケジュールに対し、[目標] タブに表示されたすべてのObjective CTAs(目標CTA)のグラフィカル表現を提供します。ガントチャートは、Objective CTAs(目標CTA)、関連タスク、および重要な日付の概要を瞬時に提供します。ガントチャートを表示するには、[管理] > [サクセスプラン] に移動し、任意のサクセスプランをクリックして、>[ガントチャート] タブをクリックします。
ガントチャートオプション
[ガントチャート] タブは、下記の2つのセクションで構成されています:
- リストビュー:Objective CTAs(目標CTA)およびその関連タスクのリストを表示します。チェックボックスを選択すると、Objective CTA(目標CTA)を閉じたり、もう一度開くことができます。
- ガントチャートビュー:このバーは、カレンダービューのObjective CTA(目標CTA)/タスクの開始日から終了日までの期間を表しています。バーの端をドラッグ&ドロップすると、Objective CTA(目標CTA)の開始日および期限日を変更することができます。同様に、タスクの開始日および期限日も変更できます。
注意:ガントチャートでは、Objective CTA(目標CTA)やタスクバーをドラッグ&ドロップして、開始日や期限日を変更することができます。ただし、管理者は、サクセスプランのテンプレートで、Objective CTA(目標CTA)の終了日と別のObjective CTA(目標CTA)の開始日と間の依存関係を直接構成することもできます。
ガントチャートでは、下記のオプションやアクションを実行できます:
- サクセスプランビュー:特定のObjective CTAs(目標CTA)のセットのみを表示します。このオプションでは、4つのデフォルトビューが用意されています。選択されたビューに基づいてObjective CTAs(目標CTA)が表示されます。利用可能なビューは:
- すべての目標
- クローズ済みの目標
- マイ目標
- オープン目標
- 日/週/月:計画されたスケジュールに対し、[目標] タブにリストされているすべてのObjective CTAs(目標CTA)について、日次、週次、および月次の詳細を表示します。
- 目標:Objective CTA(目標CTA)の名前を表示します。
- タスク:タスクの名前を表示します。
- 開始日:Objective CTA(目標CTA)/タスクの開始日を表示します。
- 期限日:Objective CTA(目標CTA)/タスクの期限日を表示します。
- 目標バー:ガントチャート棒グラフビューで、Objective CTA(目標CTA)の開始日と期限日の間の期間を表示します。
- タスクバー:チャートビューで、タスクの開始日と期限日の間の期間を表示します。
- 依存関係:Objective CTAs(目標CTA)/タスク間の依存関係を表示します。
- カレンダー日付:チャートビューでカレンダー日付を表示します。
- チェックボックス:チェックボックスを選択して、Objective CTA(目標CTA)を開閉します。
注意:Objective CTA(目標CTA)の期限日がサクセスプランの期限日より大きい場合、サクセスプランの期限日が最新の期限日を反映して更新されます。
サクセスプランテンプレートを構成するためのルール
管理者は、サクセスプランのテンプレートを構成する際に、下記のルールが満たされていることを確認する必要があります:
- タスクや目標の期限日は、それ自身の開始日と同じか、それ以降である必要があります。
- タスクの開始日は、親目標の開始日と同じか、それ以降である必要があります。
- タスクの期限日は、その親目標の期限日と同じか、それよりも前である必要があります。
サクセスプランのテンプレートに、これらのルールを満たさない開始日および期限日を持つ目標やタスクがある場合、サクセスプランのテンプレートを適用すると、下記のようなアクションが実行されます:
- 目的の開始日が期限日よりもあとの場合、期限日が開始日と一致するように更新されます。
- タスクの開始日が期限日よりもあとの場合、期限日が開始日と一致するように更新されます。
- タスクの開始日が親目標の開始日よりも前の場合、タスクの開始日は親目標の開始日と一致するように更新されます。
目標やタスクの開始日が子エンティティの開始日よりも大きい場合、ユーザー側で既存の構成を修正します。
構成チェックの例
下記は、構成チェックにより、無効な構成がどのように更新されるかを示す例です。この例では、テンプレートは6月1日に割り当てられると仮定されています。
名前 |
開始日 |
期限日 |
無効な構成 |
システムアクション |
---|---|---|---|---|
目標1 |
割り当て日 + 0日間(6月1日) |
割り当て日 + 2日間(6月3日) |
|
|
目標2 |
目標1の期限日 + 1日間(6月4日) |
割り当て日 + 2日間(6月3日) |
開始日が期限日よりも大きくなっています |
期限日が開始日の値に更新されます(更新された期限日は6月4日) |
目標2のタスク1 |
割り当て日 + 0日間(6月1日) |
割り当て日 + 2日間(6月3日) |
タスクの開始日が親目標の開始日よりも小さい |
タスクの開始日が目標の開始日に更新されます(更新されたタスク開始日は6月4日)。
また、タスクの期限日もタスクの開始日に更新されます(更新されたタスク期限日は6月4日)。 |
依存関係を手動で追加する
[ガントチャート] タブで、CSMが手動で依存関係を追加できるようになりました:
- Objective CTA(目標CTA)の終了日と別のObjective CTA(目標CTA)の開始日。
- 同じObjective CTA(目標CTA)内のあるタスクの終了日と別のタスクの開始日。
Objective CTAs(目標CTA)/タスク間の依存関係を追加するには:
- Objective CTAs(目標CTA)/タスクの終了コネクターを、依存関係のある目標/タスクの開始コネクターにドラッグします。
Objective CTAs(目標CTA)/タスク間の依存関係を削除するには:
- 依存関係をダブルクリックします。[確認] ダイアログボックスが表示されます。
- [はい] をクリックします。
注意:
- 依存関係を追加したあとに、タイムラインに沿って目標CTA-2の期限日を移動すると、目標CTA-3の開始日も同じ距離だけ移動しますが、これは目標CTA-1の期限日または開始日には影響を与えません。
- 目標CTA-2が目標CTA-1に依存している場合、目標CTA-2の開始日を目標CTA-1の期日より前にすることはできません。
棒グラフのカラーおよびシンボル表現
Objective CTAs(目標CTA)およびタスクのバー表現は、それぞれの開始日で開始し、カレンダー内の期限日で終了します。棒グラフで表示できる色と記号は下記のとおりです:
- 黄色の垂直ライン:ガントチャート上で今日の日付を表します。
注:現在の日付がObjective CTA(目標CTA)またはタスクの開始日でない場合は、チャート下部のスクロールバーを使用してチャートを左右に移動させます。 - 赤のテキスト:オープンまたは期限切れのObjective CTAs(目標CTA)またはタスクを表します。
- 取り消し線付きのテキスト:クローズ済みのObjective CTAs(目標CTA)またはタスクを表します。
注意:Objective CTA(目標CTA)/タスクバーの色は、[管理者] > サクセスプランで管理者が構成できる標準またはカスタムのステータスの色と一致します。
また、グラフ内の各バーにカーソルを合わせると、下記の詳細を表示できます:
- 開始日
- 期限日
- 所有者名
- ステータス