Gainsight CSリリースノート2024年10月

 特定のコネクタに必要なジョブの再認証と再作成

Gainsightでは、下記のコネクタをアップグレードし、パフォーマンスを向上して重要なアップグレードを提供しました。その結果、下記リストにあるコネクタに対しては、以下のアクションが必要となります。アップグレード後にジョブが正常に実行されるようにするには、アップグレード済みのコネクタをそれぞれのシステムで、管理者レベルの権限で再認証することが重要です。

• フレッシュデスク

  • 管理者は接続の編集（Edit Connection）をクリックして、保存をクリックする必要がある。
    接続の編集方法の詳細については、Freshdeskコネクタの記事を参照。

• Zendesk、JIRA、ServiceNow、 Google BigQuery

  • 管理者はコネクタを再認証する必要がある。これらのコネクタのジョブは、新しいAPIが呼び出されたときに実行され続ける。
    注意： 

    • BigQueryの場合： 

      • カスタム認証が選択されている場合、管理者は接続の編集（Edit Connection）をクリックして、保存をクリックする必要がある。

      • 新しいサービスアカウントが選択された場合、管理者はサービスプライベートキーを再作成する必要がある。

    • Zendeskの場合：アプリケーション内でウィジェットを使用する場合は、リンクを解除し、再認証してから再度リンクする必要がある。
      
      再認証に関する詳細については、次の記事を参照してください。

      • Zendesk

      • JIRA 

      • ServiceNow 

      • Google BigQuery

• Zuora、Pipedrive、Zoho、およびIntercom

  • Customer Success Solutions Consultants (CSSC) およびCustomer Success Architects (CSA)が、これらのコネクタのジョブ再現を支援するために連絡する。

  • 以前のバージョンを有効にしたがジョブを作成しなかったユーザーは、将来ジョブを作成しようとする場合、V2コネクタへの接続を再作成する必要がある。

 S3セキュリティ強化

これらの更新は、より厳格なアクセス制御を実施し、キーローテーションの慣行が定期的に遵守されることを保証することにより、S3コネクタの全体的なセキュリティを強化します。アクセスをスーパーアドミンのみに制限し、キーローテーションリマインダーを自動化することにより、GainsightはS3接続の管理を簡素化しながらセキュリティインシデントの可能性を減らすことを目指しています。

主な拡張機能：

• S3キーアクセス制限： 

  • GainsightマネージドS3接続と顧客マネージドS3接続の両方のS3キーを表示および管理できるのは、スーパーアドミンのみである。

  • スーパーアドミン以外は、権限バンドルを介したコネクタへのアクセスに関係なく、S3キーを表示または回転することができなくなる。

  • Gainsightサポートチームは、サポートチャネルを通じてアクセス許可されている場合でも、S3キーにアクセスできなくなる。

• 自動キーローテーションアラート：

  • スーパーアドミンは、S3キーが180日を超えてローテーションまたは更新されなかったときに、システム生成による電子メールアラートを受信する。これらのアラートは自動的にトリガーされ、設定することができない。これらのアラートにより、スーパーアドミンは定期的にベストセキュリティプラクティスに従うように、かつ定期的にキーを更新するようにリマインダーを受け取る。これは、GainsightマネージドS3接続と顧客マネージドS3接続の両方に適用される。

制限付き S3 アクセスキ ー の詳細については、次の記事を参照してください。

• コネクタ1.0におけるS3接続の作成
• GainsightマネージドS3バケットのアクセスキーをリセットする方法
• Gainsight S3コネクタ

 OAuthサポートでSnowflake接続を確立する

GainsightはSnowflakeコネクタをアップグレードして、ダイレクトクレデンシャルを共有せずに接続を確立するという安全な方法のOAuth認証をサポートする。この拡張機能は、従来のユーザー名およびパスワードベースの認証に関連するセキュリティ上の脆弱性を解決する。

OAuth使用によるSnowflake接続を確立する方法に関する詳細については、Snowflakeコネクタの記事を参照してください。

ユニフィケーション

ユニフィケーション機能により、カンパニーデータとパーソンデータを統一し、Gainsightに統一レコードを作成することができます。

 ユニフィケーションを使用してCustomer EducationおよびCustomer Communitiesから新しい個人を作成

ユニフィケーションの個人に関するデータソースの優先順位（Preference Order for Data Source）セクションで、Customer Communities (CC) およびCustomer Education (CE) からの個人レコードの自動取り込みと作成がサポートされます。この拡張機能により、手動でのデータ入力が不要になり、プラットフォーム間でデータの一貫性が確保されるため、連絡先管理が合理化されます。この設定は、ワンクリック統合が行われるとすぐにCustomer Communities (CC) / Customer Education (CE) 統合がトグルオフでデフォルト設定になります。 

データソースから新しい個人レコードを作成するには、管理 > ユニフィケーション > データソースの優先順位（Preference Order for Data Source）をクリックに移動します。「このソースから新しい個人レコードを自動的に作成する」のトグルをオンにします。

CEおよびCCに追加された新しい顧客情報が有効になると、ユニフィケーションはレコードを自動的に更新します。

デ ー タソ-スから新しい個人レコ-ドを作成する方法の詳細については、「データソース優先順位の設定」の記事を参照してください。