マルチカレンシーのジャーニーオーケストレーターへの影響

概要 

ジャーニーオーケストレーターにおけるマルチカレンシーサポートにより、現地通貨を使用して、連絡先への通信を送信できます。プログラムに通貨を数値で格納するために、通貨データタイプのフィールドが追加されています。参加者設定ページにおけるカスタムフィールドマッピングセクションを使用して、通貨フィールドを追加します。

通貨フィールドのデータタイプを追加した場合、管理者は通貨コードフィールドをマッピングしなければなりません。このマッピングをベーして、参加者は、自国通貨に変換されるすべての通貨フィールドおよびレポートに関する情報を受け取ることができます。

通貨コードフィールドをマッピングする際、下記の3つのオプションが利用できます:

• ソースフィールド：ソースフィールド（通貨コードあり）を選択して、メールでデータ送信する際に使用します。
• 会社通貨：会社通貨を選択して、メールでのデータ送信時に会社の会社通貨を使用します。
• コンテキスト通貨: コンテキスト通貨を選択して、メールでのデータ送信中に会社/関係/ユーザー（プログラムタイプをベース）の通貨を使用しますが、これは元の値を保存します。

注意: 管理者がコンテキスト（会社/関係/ユーザー）の通貨を選択した場合、ソース通貨が会社通貨と見なされ、値が会社通貨に変換されます。それ以外のオプションを選択すると、変換せずに値が保存され、通貨コードはそのまま残ります。

注意: 複数参加者のソースが1つのプログラムに追加された場合、それぞれのソースの動作が重視されます。

マルチカレンシーはジャーニーオーケストレーターの以下の領域に影響します:

参加者グリッド 

すべての通貨Columnは、参加者グリッドに表示されている通貨コードによって、各参加者の換算値（参加者通貨）を表示します。

フィルター 

条件付き待機および計算フィールドのフィルターは、常に会社通貨で評価されます。

メールビルダー 

メールビルダーでは、フィールドトークンの場合、ジャーニーオーケストレーターにおけるマルチカレンシーをサポートするために、新しい値タイプの「カレンシー」が追加されます。デフォルトでは、管理者が「トークンプロパティを編集」ダイアログの値のタイプフィールドで「カレンシー」を選択した場合、値の形式フィールドが表示されます。このフィールドは、参加者に値を表示しなければならない形式を選択するために使用します。

条件付き待機 

条件付き待機のすべてのフィルター通貨フィールドは、会社通貨で評価されます。  会社通貨コードは比較値を入力する際に表示されるもので、変更はできません。このことは、参加者フィールド、計算フィールド、イベントにおけるすべてのフィルターに適用されます。

CTAの作成/終了 

管理者は、CTAの作成およびCTAの終了の段階で名前および説明フィールドを設定する際に、トークン化オプションとして通貨フィールドを追加します。値は、通貨コードが付加された会社通貨に変換されます。

その他のリソース

• マルチカレンシーサポートを設定
• マルチカレンシーのコックピットおよびサクセスプランへの影響
• マルチカレンシーのコックピットへの影響 (Horizonエクスペリエンス)
• マルチカレンシーの360への影響
• マルチカレンシーのコネクタへの影響
• マルチカレンシーのデータ管理への影響
• マルチカレンシーのメールアシストへの影響
• マルチカレンシーのリニューアルセンターへの影響
• レポートへのマルチカレンシーの影響
• マルチカレンシーのルールエンジンへの影響
• マルチカレンシーのSallyおよび会社インテリジェンスへの影響
• マルチカレンシーのスコアカードへの影響
• マルチカレンシーの調査への影響
• マルチカレンシーのX-Org移行への影響