マルチカレンシーの360への影響
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概要
この記事では、マルチカレンシーを有効にした後の会社、関係、および 360 アプリケーションへの影響について説明します。マルチカレンシーサポートおよびそれに関連する設定についての詳細は、その他のリソースセクションの「マルチカレンシーサポート」の記事をご覧ください。
多国籍会社に関しては、CSMはさまざまな通貨を使用して、さまざまな地域の顧客と連携しています。Gainsightのマルチカレンシーサポートにより、管理者は会社および関係のデータを異なる通貨コードで表示するように設定できます。
管理者向けの設定
組織でマルチカレンシーが有効になっている場合、管理者は以下の設定を実行できます:
- それぞれのルールまたはコネクタを使用して、会社または関係のデータをロードする際、管理者はソースに通貨ISOコードフィールドが使用できることを確認します。これは、Gainsightのすべての通貨値にフィールドマッピングを適用し、通貨コードを入力するためです。
- データ管理または会社管理者ページのいずれかから会社オブジェクトに新しいフィールドを追加する際に、通貨データタイプを選択できます。この新しいフィールドの通貨コードは、レコードレベルでは、会社オブジェクトの標準フィールド、通貨ISOコードによって定義されます。 マルチカレンシー機能が有効でない場合、レコードの通貨コードは、その組織に定義された会社通貨によって定義されます。会社オブジェクトにフィールドを作成する方法に関する詳細情報については、その他のリソースの「会社の設定」の記事をご覧ください。
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データオペレーションページから会社または関係について新規にそのレコードを追加したり、あるいは既存のレコードを編集したりする際に、通貨ISOコード フィールドを使用して、レコードの通貨コードを定義することができます。通貨コードは、通貨管理ページで定義されたサポート通貨一覧から選択できます。既存レコードの通貨ISOコードを編集した場合、レコードの通貨値は新しい通貨に変換されず、通貨コードのみが変更されます。「会社または関係レポートの追加」に関する詳細情報については、その他のリソースの「データオペレーション」の記事をご覧ください。
- C360 レイアウト/R360 レイアウト/Shared 360レイアウトの以下のセクションの設定中に、通貨ISOコードフィールドを表示することを選択できます:
- 属性: また: 「通貨ISOコード」フィールドをCSMの編集可能としてマークすることができます。
- サマリー
- 個人(個人追加、リストビュー、詳細ビュー)
- 関係(360ビュー)
注意: CSMがC360/R360ページの属性セクションから通貨ISOコードを編集した場合、通貨値は新しいコードに変換されません。
各セクションのドキュメンテーションの詳細情報については、その他のリソースの「 360 度サマリーの設定」、「360 属性セクションの設定」、「360 個人セクションの設定」、「関係 360 ビューの設定」の記事をご覧ください。
- ルールを通して会社オブジェクトにデータを挿入する場合、通貨データは以下のように扱われます。
- ソースレコードが通貨コードを指定している場合、取り込まれたレコードには同じコードが使用されます。コードがGainsightのサポート通貨でない場合、レコードは拒否されます。
- ソースデータに通貨コードが定義されていない場合、取り込まれるレコードは会社通貨に設定されます。
会社オブジェクトへのデータロードに関する詳細については、「その他のリソース」の「ルールアクションタイプの設定」の記事をご覧ください。
- 任意のオブジェクト(主に会社とユーザー)から通貨ISOコードフィールドを使用してレイアウトを割り当てることができ、さらにその際に通貨のタイプを選択できます。レイアウト割り当てに関する詳細情報については、「その他のリソース」の「複数C360レイアウトの作成と割り当て」 および「複数R360レイアウトの作成と割り当て 」の記事をご覧ください。
CSM向けのマルチカレンシーサポート
組織においてマルチカレンシー機能が有効な場合、CSMは以下の機能を確認できます:
- C360、R360、Shared 360ページの複数のセクションで、データベースに保存されている元の通貨コード(レコードの通貨ISOコード)において、未集約の通貨値が表示されます。また、これらの通貨値は、括弧内にユーザーの優先通貨で表示されます。集約済みの値は、ユーザーの優先通貨(ユーザーレベルの通貨)で表示されます。
C360、R360、Shared 360ページにおける以下のセクションでは、上記説明の通り、通貨値が表示されます:
- サマリー
- 属性
- C360のページでは関係カードの表示
- 個人セクション
注意: フィールドのフォーマティングオプションが編集されている場合、未集約値はユーザーの優先通貨が括弧で囲まれて、表示されません。
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C360/Shared 360ページの「会社階層」セクションで、未集約および集約済みの通貨値が、ユーザーの優先通貨で表示されるようになりました。
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C360/Shared 360ページの関係カードおよびリストビューでは、未収約の通貨値は、データベースに保存されている元の通貨コード(レコードの通貨ISOコード)で表示されます。また、これらの通貨値は、括弧内にユーザーの優先通貨で表示されます。集約済みの通貨値は、ユーザーの優先通貨(ユーザーレベルの通貨)で表示されます。
その他のリソース
- マルチカレンシーサポートを設定
- 管理者構成: 会社
- データオペレーション
- 360 サマリーの設定
- 360 属性セクションの設定
- 360 人のセクションを設定
- 関係 360 ビューの設定
- ルール アクション タイプの設定
- 複数の C360 レイアウトの作成と割り当て
- 複数の R360 レイアウトを作成して割り当てる
- マルチカレンシーのコックピットおよびサクセスプランへの影響
- マルチカレンシーのコックピットへの影響 (Horizonエクスペリエンス)
- マルチカレンシーのコネクタへの影響
- マルチカレンシーのデータ管理への影響
- マルチカレンシーのメールアシストへの影響
- マルチカレンシーのジャーニーオーケストレーターへの影響
- マルチカレンシーのリニューアルセンターへの影響
- レポートへのマルチカレンシーの影響
- マルチカレンシーのルールエンジンへの影響
- マルチカレンシーのSallyおよび会社インテリジェンスへの影響
- マルチカレンシーのスコアカードへの影響
- マルチカレンシーの調査への影響
- マルチカレンシーのX-Org移行への影響