マルチカレンシーのデータ管理への影響
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この記事では、マルチカレンシーを有効にした後、データ管理アプリケーションへの影響について説明します。マルチカレンシーサポートおよびそれに関連する設定についての詳細情報は、 マルチカレンシーサポートを設定 の記事をご覧ください。
データオペレーション
あなたの組織でマルチカレンシーが有効であるとき、任意のオブジェクトでレコードを手動で入力する場合、各レコードの通貨ISOコード フィールドを選択できます。
オブジェクト内の任意のフィールドに通貨値を入力した場合、値は上記の通貨コードに格納されます。通貨ISOコードの選択はオプションです。通貨ISOコードを選択しない場合、レコードにおける通貨値はGainsight全体の会社通貨で入力されます。
任意のレコードの通貨ISOコードを更新したい場合は、更新済みの通貨ISOコードに関連する他の通貨フィールドに値を換算および編集してください。通貨値の編集を忘れた場合、それは自動的には換算されず、不正確な通貨値が保存されることになります。
データ管理
フィールドに通貨コードを設定できない
あなたの組織でマルチカレンシーが有効な場合は、通貨コード フィールドはデータ管理ページのいずれのオブジェクトにおいても使用できません。以下の画像は、新しい通貨サポートでは使用できない通貨タイプフィールドの通貨コード設定を表示しています。
注意: このフィールドは、Gainsightにオンボードされ、v6.10リリース後、シングルカレンシーまたはマルチカレンシーのいずれかを有効にしている組織では使用できません。
通貨ISOコード
標準フィールドの通貨ISOコードは、すべてのレコードのすべての通貨値の通貨コードを特定するために、Gainsightのすべてのオブジェクトにおいて作成されます。通貨コードは、1つのオブジェクト内で各レコードごとに異なる場合があります。
取り込みチャネルまたはコネクタを通じてこれらのオブジェクトにデータを取り込み中に、通貨ISOコードがマッピングされていない場合、またはこのフィールドに値が保存されていない場合は、オブジェクト内の通貨値はGainsight全体にわたり会社通貨で入力されます。通貨値のデータ取り込みの際、ソース通貨コードがGainsightのサポート通貨として利用できる場合は、値は取り込まれます。ソース通貨コードがGainsightにおいてサポート通貨として利用できない場合、レコード全体が拒否されます。
ソース通貨コードがGainsightにおいてアクティブでない場合でも、レコードは拒否されます。アクティブなサポート通貨の詳細情報については、「その他のリソース」セクションの「マルチカレンシーサポートの設定」記事における「サポート通貨の編集」セクションを参照してください。
ユーザーオブジェクトにおけるデフォルトの通貨フィールド
Gainsightにおいてユーザーの優先通貨を格納するために、ユーザーオブジェクトで新しい標準フィールド「デフォルト通貨」が利用できます。ユーザーは、 マイプロファイルページからユーザーの優先通貨を割り当てることで、このフィールドに値を追加できます。デフォルト通貨およびGainsightにおけるその利用方法に関する詳細情報については、「その他のリソース」セクションの「マルチカレンシーサポートの設定」記事における「ユーザーデフォルト通貨」セクションを参照してください。
管理者は、ユーザー 管理ページ > CSVアップロードから、バルクユーザーレコードにデフォルトの通貨コードを追加できます。CSVアップロードの設定にデフォルト通貨のフィールドマッピングを追加することで実現できます。ユーザー管理におけるCSVアップロード設定の詳細情報については、「その他のリソース」セクションの「 ユーザー管理からGainsightユーザーを追加」記事を参照してください。
Gainsightユーザーオブジェクトにデフォルト通貨をロードするには、ソース通貨コードがGainsight通貨管理ページでサポート通貨として利用できる必要があります。ソースデフォルト通貨がGainsightで利用できない場合、それぞれのユーザーレコードはGainsightにロードされません。
Gainsight NXT in Salesforce CRMContent in this section supports Gainsight NXT accessing through Salesforce Login. To learn more about Gainsight NXT in Salesforce, click here.
Gainsight NXTがSalesforceコネクタを通じてSalesforce CRMに接続されている場合、 Salesforceコネクタ > ユーザー同期ジョブで、Gainsight管理者はSFDCからGainsightにデフォルト通貨マッピングを追加できます。このマッピングは、フィールドマッピングセクションの デフォルト通貨ISO コード(SFDCユーザーフィールド) からデフォルト通貨 (Gainsightユーザーフィールド) へ実行するものです。このフィールドマッピングは、SFDCからGainsightにユーザー優先通貨コードを同期するために必要です。ユーザー優先通貨コードが同期された後は、これはマイプロフィール > デフォルト通貨フィールドに反映されます。
Salesforceコネクタのの詳細情報については、「コネクタへのマルチカレンシーの影響」の記事のSalesforceコネクタをご覧ください。
ユーザー管理
デフォルト通貨は、主にマイプロフィールページから設定します。デフォルト通貨に関する詳細情報については、ユーザーレベル通貨コード のセクションを参照してください。
ユーザー管理ページでユーザーレコードを手動で追加または編集する場合、管理者は以下のようにドロップダウンから[デフォルト通貨]を選択することも可能です。ユーザーを手動で追加する方法の詳細情報については、ユーザーを手動で追加ユーザー管理からGainsightユーザーを追加 記事を参照してください。
ユーザー管理画面からCSVファイルでユーザーレコードをアップロードする場合、ユーザーレコードを格納するCSVファイルにはデフォルト通貨ヘッダーが必要です。このCSVヘッダーは、設定時にデフォルト通貨ユーザーフィールドとのフィールドマッピングを適用するために使用されます。この設定は、CSVファイルからGainsightユーザーレコードにデフォルトの通貨を追加するのに役立ちます。ユーザーをCSVファイルかを手動で追加する方法の詳細情報については、ユーザー管理からGainsightユーザーを追加 の記事を参照してください。
その他のリソース
- マルチカレンシーサポートを設定
- マルチカレンシーの360への影響
- マルチカレンシーのコックピットおよびサクセスプランへの影響
- マルチカレンシーのコックピットへの影響 (Horizonエクスペリエンス)
- マルチカレンシーのコネクタへの影響
- マルチカレンシーのメールアシストへの影響
- マルチカレンシーのジャーニーオーケストレーターへの影響
- マルチカレンシーのリニューアルセンターへの影響
- レポートへのマルチカレンシーの影響
- マルチカレンシーのルールエンジンへの影響
- マルチカレンシーのSallyおよび会社インテリジェンスへの影響
- マルチカレンシーのスコアカードへの影響
- マルチカレンシーの調査への影響
- マルチカレンシーのX-Org移行への影響
- ユーザー管理から Gainsight ユーザーを追加